hiroshi63のブログ

山と妄想あそび

ハッチョウトンボ



トンボは種を問わずなべて好きだ
オニヤンマの巨体が悠々と縄張を巡回する姿は王の風格がある
戦闘機の如きギンヤンマの飛行と旋回も格好が良い
昔トンボ、ムギワラ、シオカラ
コシビロ、チョウ、アキアカネ
羽黒に糸トンボ
大中小、形状、色それぞれに個性があり魅力がある


中でも、赤くて可愛い小粒な奴がいる
頭から尻尾の先まで2センチほど
世界最小のトンボ「ハッチョウトンボ」
絶命危惧種に指定されているらしい


そいつがいつもの散歩先の自然公園に点在する湿地に棲息するとは聞いていたが
お目にかかれずにいた
しかし、ちょいと寄り道した公園に隣接する植物園の人工湿地にたくさんいた


その子たちは(小さいので子どもと見てしまう)
水生ビオトープの砥草のあちこちに停まっていた
キリッと赤く締まった小さな身体は凛々しくて実に愛らしい
反り上げた尻尾がまたなんとも可愛いではないか


いつ頃まで見られるのか
苦手な夏にささやかな楽しみが一つ出来たような気がした