我が家の縁台の鉢植えに
鶯色の小さなハチドリのようなものが飛来した
あれか？と近くに行って確認
やはりオオスカシバだった
何度か目にして気になっていた蛾だ

何日かすると妻が鉢植えの一つのクチナシに芋虫がついていると言う
「どんなの？」
「小さかったのにもうこんなになってる」
と人差し指と親指の間を5センチくらい離している

2匹を確認してインターネットでクチナシと芋虫を検索
オオスカシバに繋がった
2匹は幼虫に間違いなかった

クチナシは間もなく枝と茎だけになってしまった
幼虫の食事量と成長は尋常ではなかった

そこで芋虫を枝から剥がし土と落ち葉の箱へ
羽化の実験を試みることにした
すると芋虫は数日で蛹に

そして、このたびめでたく羽化してくれた
その間2週間程度

葉が回復してきた生命力の強いクチナシに乗せてやる
なんと可愛い姿形に精悍な顔で在ることか
しっかりと撮影会をさせてもらいましたよ

1匹のオオスカシバは翌日ハチドリになって飛んで行きました

2匹目はまる1日クチナシに留まっていたが
２日目の朝、妻の促しに応えなんとか飛びたちました

蛾にも鳥のように刷り込みという本能があればなあ、、、
とボソリと呟くと「ほんとに」と妻も頷きました