隣の国見岳の頂上近くにはナマズがいた
こっちの頂上にはスッポン

西の峠をみじろぎひとつせず見張っている
鈴鹿御在所岳の番人は2匹の亀さんでした

亀といえば外来種アカミミガメがこのほど特定外来生物に指定され
野外放出の規制や駆除がより進められるようである
滋賀県でも湖沼や川ででよく見かける
以前、琵琶湖の北湖ではかなり巨大なものが集団で甲羅干しをしているのを見て驚いた
あの小さなミドリガメが50センチもあろうかという甲羅の持ち主になるのである
他県では捕獲した物を唐揚げなど、食用にする取組みもされているとか

美食の代表格のスッポンも亀である(食べたことはないが)
アカミミガメも肌に良く、精のつく食べ物になるやもしれない

そういえば、昔、琵琶湖でブラックバスやブルーギルを沢山釣って食した
フライにすると子供たちが「おいしい」とよく食べていたのを思い出す

異国の地で逞しく生きるアカミミガメにとっては災難だろう
亀が言葉を喋ればこう言ったかも
「あなたがたに勝手に連れてこられた私達が何をしたというのか？　
全てはあなたがたのせいじゃないか！」と

さて、御在所岳のスッポンは琵琶湖方面を眺めながらミドリガメの受難をどう思うんだろう