hiroshi63のブログ

山と妄想あそび

蓼科山の刻字



「大正五年」といえば


むかしのむかし そのまたむかし



「五月十日」の山頂は晴れていただろうか


「登山隊」は何人だったのだろう


その年齢と性別は?


黄色いキスリングは背負ったのだろうか


「蟹窪」とはいったいなんなのだ



足元の岩に発見した刻字は


僕の頭に遠い過去を浮かび上がらせる


判明した甲斐の地名の由来を


想像するのもまた楽しいことだ