賤ヶ岳
琵琶湖北部の知名度のある山である
その昔、豊臣勢と柴田勢が合戦を繰り広げた山
南は山本山から縦走して、北は余呉湖から登る
直下の麓から登るルートやリフトも有るがそれは使わない
南ルートは尾根筋に何基もある古墳群
北ルートは古戦場の尾根をのんびり歩くのが良い
冬の積雪期がなおのこと良い
切り開かれた山頂は琵琶湖と余呉湖の見晴らしが実に良い
昔のまんまを想像できる奥琵琶湖の葛籠尾崎
数歩位置を変えれば余呉湖の全景が望める
湖北の山々、そして近江北部平野の向こうに伊吹山
景観の山である
そして想像の山でもある
葛籠尾崎の数十メートル湖底には縄文、弥生土器が沈む遺跡
余呉湖は豊臣家小姓の武功伝「七本槍」に凄惨な赤く染まった湖面
遠い昔の出来事に誘う山でもある
この冬
雪が被った頃にまた訪れようと思っている
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。