hiroshi63のブログ

山と妄想あそび

お仕置き


ねじりの入った体の先に
天空のどこかを見やる悲しげな顔
苦痛と懇願
背に負わされた幾重の重しは
罪の数によるものか?


俺は素知らぬ顔をして
横を通り過ぎようとした
だが、そいつは呼び止めたんだ


なに? 俺に頼みごとがあるだって?
いやいや
おおよその見当がつくだけに
それは聞くことはできない
誰の仕打ちかってことぐらいは
俺でも想像できるからな
そいつは勘弁してもらうよ
わかるだろ!
俺の素行だってほめられたもんじゃないんだから