hiroshi63のブログ

山と妄想あそび

修験者



錦秋の月山で修験者の一団に会った
登山靴やリュックは一見ミスマッチながら
白装束で木の杖を持つ姿はなんとも厳粛な雰囲気を持つ
中には鼻下、顎に立派な白髭を蓄えた年配者がいたりするとより一層厳かである


以前御嶽山では「六根清浄」を唱和しながら登る一団を見かけたこともある
身近では、散歩先の里山で法螺貝を吹きながら歩く白装束の男の人とすれ違った


僕は信仰をもたないのでこうした修業行為のことはよくわからぬが
山を信仰の対象とする行為は理解できる
山や岩や泉には神が宿っていそうだし
厳しい登山という行為で得られる内なる変化は
信仰心に結びつく大事な要素でもあるのだろう
それなりの服装と持ち物で登ればなおさらなのかもしれない


一度、和装で草鞋、杖でも持って登ってみるか